草花は時に私たちを優しく癒し、また時に逞しい姿で励ましてくれます。

 <押花>は、そんな草花を長期保存できるように考案した保存法のひとつです。押花にすることにより、花と長く一緒にいることができるようになります。

 日本でも古くは「古今和歌集」の中に、押花に想いを託した歌を恋人に贈っていますし、初めてオリンピックに出場した日本人「いだてん」の金栗四三さんも、故郷に咲く花を思って、風情の似た花を遠い異国のストックホルムで押花にして心を慰めていたそうです。

 皆さんも小さな頃に、摘んできたお花を電話帳に挟んで押花を作った方もいらっしゃるのではないでしょうか?このコロナ禍にこそ、小さな押花が宝物のように愛おしく感じます。皆様も押花の呼び起こす「ノスタルジー(郷愁)」にひととき浸ってみてください♪

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